仕事の適性を知りたいならGallup社のストレングスファインダーがおススメ!
仕事の適性を知りたいのであればアメリカで世論調査と組織コンサルティングを行っているギャラップ社Gallup社が提供しているストレングスファインダーがおススメですが、これは一体どのようなサービスなのでしょうか?
Contents
自分の強みが分かる
ストレングスファインダーとはアメリカのGallup社が数十年にわたって調査して判明した人間の才能の源泉ともいうべき34の資質のうち、どの資質が最も高いかを判別するための適性試験で、20分~30分ほどかかります。
TOP5の資質のみの結果を得たいのであれば、19,99$、34の資質全てを知りたいのであれば69.00$かかりますが、最初はTOP5のみで大丈夫だと思います。(興味が沸けば34のほうも購入してみてください)
受け方には2種類方法があり、アクセスコードを直接購入するか、アクセスコードが付属されている本を購入するかのどちらかとなります。
ちなみにこちらのアクセスコードを直接取得しても後からストレングスファインダー2.0の電子書籍がダウンロードできますので、本を購入する意味はあまりないかもしれません。
何が具体的にわかるの?
ではストレングスファインダーでわかる強みとはいったいどんなことなのでしょうか。私(当サイト管理人)が実際にストレングスファインダーを受けてみましたので、その結果を公開しつつ、どんなことが分かるのか具体的に解説したいと思います。
- 学習欲(戦略的思考力)
- 収集心(戦略的思考力)
- 慎重さ(実行力)
- 着想(戦略的思考力)
- 未来志向(戦略的思考力)
これが実際にわたしがテストを受けてみて判明した内容ですが、1位が学習欲となっています。
ちなみに()の中には34の資質をリーダーシップという観点から見たとき、その資質がどのタイプのリーダーに当てはまるのかを表しています。
- 実行力:アイデアを捕まえて現実のものにする能力
- 影響力:グループの主張を確実に伝える能力
- 人間関係構築力:グループ全体をまとめより大きな力へと変える能力
- 戦略的思考力:常に先を読み、筋道を立てて集団を導く能力
この判定結果から、私がもしリーダーになるとすれば「戦略的思考力」タイプのリーダーになることが予想されます。(戦略的思考力タイプは基本的に知的労働が得意なようです)
さて、ではもう一度先ほどのトップ5の資質に焦点を当てたいと思います。私の場合、1位が「学習欲」とのことですが、ストレングスファインダーの結果が表示されるウェブ上で下記のように、学習欲の資質が高い人はどのような人で、どのような行動をとっていくべきなのかが紹介されています。
学習を通じて成長を続けましょう。
• 学習方法に磨きをかけるようにしてください。教えるこ とが最適な学習法なら、他の人を教える機会を探すよ うにします。考察することが最適な学習法なら、静かに 考える時間を作るようにします。
•新しい技術をいち早く習得できる人として、売り場や バックオフィスの新しいシステムなどの採用を担当する とよいでしょう。のみ込みが早く、重要な最新技術を同 僚や仲間と共有することができます。
• 自分の学習意欲を称えてください。仕事で学習意欲を 満たすことができない場合は、地域の生涯学習の機 会を利用するようにします。毎年1つ以上の教養コース または生涯学習コースに登録して、自己研鑽を積んで ください。
• 変化のきっかけを作ります。周囲の人は、新しい規則、 新しい技術、新しい環境に対して消極的かもしれませ ん。あなたの新しいものを取り入れようとする意欲は、 彼らの不安を軽減し、積極的な参加を促すことができます。この責任を真剣に捉えてください
この他にもTOP5のより詳しい「資質説明」、「個人別の強みのインサイトガイド」、「自分の強みを生かすための行動計画ガイド」といったレポートも確認でき、より自分の強みについて詳しく知ることができます。
ストレングスファインダーをして何が変わった?
では、ストレングスファインダーを行ってみて何が変わったのでしょうか。それは「キャリアを変えよう」と意識が変わりました。
今、私は住宅関連の仕事をしているのですが、どうしても仕事に対して「面白くない…」と感じる場面が多く、なかなか仕事にもみが入らない状況が続いていました。
そして、今回のテストを受けてみて1位に来た「学習欲」という資質をみて、その理由がピンときました。「確かに自分っていま何も学習していない!」ということを。
というのも、今の仕事はルーティンワークが非常に多く、一度学んだらあとはもう学習する必要のない仕事が非常に多いので、退屈を感じていたのです。
実際、わたしは以前、ある資格を取得するために勉強をしていたことがあるのですが、その時間はなぜかとても充実していたことを思い出しました。恐らく、私の「学習欲」がうまく満たされたから充実感を感じられたのでしょう。
また、学習欲の「強みのインサイトと行動計画ガイド」にも書かれていることですが、「何らかの技術的能力が必要とされる職務を選びましょう」というふうに書かれています。そのような職務なら恐らく「学習し、新しいことができるようになる」ことに価値がおかれるはずです。
そして、他のTOP5自分の資質もすべて考慮して、いまはプログラマーを目指すことに決め、自分の空き時間を有効い活用しながらすこしずつプログラミングのことを勉強しています。
仕事の適正に疑問を感じているならストレングスファインダーがおススメ!
ここまで解説してきた通り、ストレングスファインダーは自分の仕事に対する適正がよく分かっていない人に非常におススメの適性検査です。
ストレングスファインダーが普通の適性検査と違うところが、単純に適性を教えてくれるだけでなく、その後の「行動指針」まで示されていますので、より適性検査の結果を実生活に活かしやすくなっています。
これまで適性検査をうけたことがあるものの「あんなものなんの役にも立たなかった…」という人ほど、一度ストレングスファインダーを受けてみてはどうでしょうか。きっと目から鱗なほど、自分でも気づけていない仕事の適性に気づかせてくれることでしょうから。
自分の適性と今の仕事があまりに違う場合はどうする?
ここからはストレングスファインダーを受け、結果を知っていることが前提でのはなしですが、今の仕事とストレングスファインダーでわかった自分の資質が「明らかにあっていない」という場合、どうすればいいのでしょうか?
先ずはストレングスファインダーで記されている「行動指針」に沿って少しずつ行動を変えてみることをおススメします。そうやって行動を変えていくうちに「やっぱり自分の資質を活かせるのはこんな仕事だな!」と徐々にハッキリしてきます
そうして自分の適性に合う仕事をハッキリさせてからでも転職は遅くありませんからね。ただ、転職活動はいかんせん時間がかかるものですし、今の”適正にあっていない”仕事を続けること自体「かなり苦痛…」という人も少なくないはずです。
そんな人は先に自分に合っていそうな求人情報だけでも探しておくことをおススメします。DODAのような転職エージェントを利用すれば、働きながら求人情報を集めることもそこまで難しくありませんからね。
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転職活動の負担も大きく減らしてくれますから、働きながらの転職活動も不可能ではないはずですので有効に利用してみてくださいね。
以上。「自分の仕事の適性が分からない…」と悩んでいる方の参考になれば幸いです。