美容会社の総務⇒美容部員に転職した体験談!
私は以前、美容系の会社の総務をしていました。
もともと美容が好きで、仕事でも美容に携わりたいと思って就職しました。しかし、実際の仕事は採用関係やミーティングの準備や来客応対など、美容に触れる機会はほとんどありませんでした。
さらに、自分のしている仕事が何に役立っているのかわからないということが多く、このままこの仕事を続けてもスキルアップできる気がしませんでした。残業も多く、体調を崩してしまったこともあり、もっと美容に携われる仕事がしたいと思い、転職を決意しました。
その後、美容の中でも学生の頃からずっと興味を持ってきた化粧品を取り扱う美容部員に転職しました。前職との大きな違いは、自分の働きによって成果が目に見えてわかる、ということです。
美容部員は販売員でもあるので、お客様とダイレクトに触れ合う仕事です。お客様のお悩みや理想を伺って、学んだ知識や自分なりのおすすめを化粧品にそってアドバイスし、それでお客様に喜んでいただけるのは本当に嬉しいことです。
さらに、「あなたに聞いてよかった」と言っていただけて、自分のお客様になっていただけた時には、この仕事をしていてよかったな、と心から思えます。
この仕事を始めてからは、当然ではありますが毎日大好きな化粧品に触れることができるので満足しています。美容部員はメーカーによって違いはあると思いますが、肌の知識など基本的に同じことが多々あるので、「手に職」という意味でも長く続けていける職種だと思っています。
転職するなら”軸”をしっかりさせてから転職を!
今回は美容会社につとめていたものの、想像とは違った職務内容のため転職を決意した方の体験談をご紹介しましたが、転職を行うなら今回の方のように転職の軸をハッキリさせてから転職を行なった方がいいでしょう。
今回の体験談の方の場合「美容が好き!」というのが一つの軸になるとは思いますが、これでは少し漠然としているかもしれませんね。できればもっと具体的に考えたほうより理想的な転職ができるといえるでしょう。
例えば一言で「美容が好き」といっても「化粧品」が好きなのか、それとも「エステ」が好きなのか。そして、化粧品が好きなのだとしたら「自分が化粧をしているときが好き」なのか、それとも「化粧品自体」が好きなのか。
もしも化粧品自体が好きなのだとしたら今回の方のように化粧品を販売するための美容部員に転職するというのも一つの方法ですが、「化粧をするのが好き」なのだとしたら、「働きながらメイクの専門学校に通ってメイクアップアーティストを目指す」などの違う道もみえてくるかもしれません。
何にせよ自分はなぜそれが好きなのかということを深堀していけば自ずと自分の転職の軸も見えてくるのではないかと思います。
ちなみに「自分は何が好きなのかよく分からない!」という方はこちら。
好きな仕事を見つけるまでの手順について解説しているページになります。参考にして頂ければ幸いです。