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品質管理を「辞めたい」と思ったのはリコール発生時!

 

自動車部品メーカーで、品質管理、品質保証の職についていました。

 

国内自動車メーカーとの直接取引をしている一次取引先でしたが、いわゆる大手企業ではなく必要最低限の社員数で、仕事をこなすイメージです。

 

 

自動車部品は、流用する部品以外は、4年に1度のフルモデルチェンジ毎に部品が新設されていく為、次から次へと新規部品の開発が進む中、自動車メーカーが設定する量産へ向けたイベントに対応していきながら部品品質を熟成させていかなければなりません。

 

 

同じ品質保証部門の中には、開発中の部品の試験を担当する者や、量産中の部品の品質管理をしていく者、量産前に工程を熟成していく者など多岐に渡る業務がありますが、一度不具合品が自動車メーカーへ納品されてしまい、部門全員で対応するような形になりました。

 

 

品質保証の仕事をしている中、最も強く仕事を辞めたいと思ったのは、不具合が市場で発生し、それが安全性にも法規に関わる不具合であった為に、市場回収(リコール)対応となった時です。

 

当時、私は課長職となっており、普通のといっては語弊がありますが、日常的に発生する不具合については、部下に担当させるケースが多かったのですが、ことリコール対応となると、先頭を切って陣頭指揮を取らざるを得ませんでした。

 

自動車メーカーのリコール対応担当者が日々社内に入り込み、真の原因を追究すべく指揮を取られ、その対応に振り回されました。

 

不具合原因が分かったと思っても、更に根深い原因があるのではないか追及していくのです。

 

自動車業界では常識的な「なぜなぜ」を繰り返していくことで、二度と同じ不具合を出さない為に真の原因を突き止める手法です。

 

その対応中に、同じ不具合の再発があるなどし、対策が順調に進まず、最終的な安全宣言を出せるまでに約1年を要しました。

 

 

自動車メーカーのリコール対応担当者の中には、親身に一緒になって不具合を追究していく姿勢の方もいらっしゃいましたが、私どもの会社を馬鹿にされる発言をされる方もおり、自分の親を馬鹿にされてる感覚を覚え、その時ばかりは自分の力では会社を守り切れないないのかと自信を失い、仕事を辞めたくなりました。

 

その後精神的な関係で体調を崩し、カウンセリングの結果部署異動の願いを出し、現在も同じ会社で別の部門で働いています。

 

自動車メーカーと高い品質の車を作り上げていく達成感が好きであり、国際的にも高品質の自動車を作り出す為に厳しい世界ではありますが、自動車部品メーカーの同会社で仕事を続けていきたいと考えています。

 

 

品質管理を辞めたくなる理由とは?

品質管理を辞めたくなる理由

 

今回、品質管理を辞めたいという方の体験談をご紹介しましたが、品質管理はあまり表からは見えにくい仕事なので、一般の人からはあまり認知されていない仕事といえます。

 

表に出るときと言えば「大手食品メーカーの冷凍食品の中に異物が混入していた」なんていう悪いニュースの時ぐらいですからね。そんな品質管理を辞めたくなる理由とはいったい何なのでしょうか。

 

ありがちな品質管理を辞めたくなる理由についてご紹介したいと思います。

 

会社の姿勢によって仕事の忙しさが大きく違う

 

先ず品質管理の仕事は会社の品質管理に対する姿勢によって、忙しさも変わってきます。

 

品質管理業務の重要性を理解している企業では、クレームが出るたびに(たとえ出なくても)製造工程を改善、5Sを徹底し、必然的にクレームの数が減ってきます。

 

そうすればクレーム対応に割かれる時間も減ります。また、製造の現場員が優秀であれば品管まで問題が降りてくるまでに自分たちで問題を修正したりしてくれますので、なおさら品質管理の仕事が少なくなります。

 

 

逆に品質管理のことを「便利屋」程度にしか考えていない会社では自然と品質管理について疎かになりがちで、クレームの数も増えてクレーム対応に追われ、製造現場の人たちからもまともに話を聞いてもらえず結果的に業務も改善されずクレームの数は減らず…。

 

 

そんな悪循環に陥ってしまいます。さらにそんな会社では品質管理の地位が下がりがちで、他部署から理不尽な要求を突き付けられたりして精神的に追い込まれ、そんな職場では離職率が高く、人手不足に陥り余計に忙しくなりがちです。

 

 

このように会社の品質管理に対する考え方によって、品質管理の仕事の忙しさも左右され、品質管理を辞めたいかどうかについても大きな差がでるのではないかと考えられます。

 

 

光の当たらない”影子”的な仕事

 

また品質管理の仕事は表舞台に出ることのない(出る場合はクレーム対応などの悪い意味で)”影子”的な仕事といえるでしょう。

 

できて当たり前で逆にできなければ”クレーム”につながるのですから、確かに理不尽に感じてしまうかもしれません。営業のように目に見えるような成果もないため達成感なんてなかなか味わえません。

 

それでいて”責任”だけは重大です。これでは辞めたいと感じるようになってもしかたがないかもしれません。

 

 

折衝業務が辛い

 

品質管理として働いていると、製造現場、他部署、クレーム対応で顧客と、監査への対応、外注先との取引などと折衝しなければならず、高いコミュニケーション能力が求められます。

 

このため、コミュニケーション能力に自信がなければ勤めるのは難しい仕事といえます。得に現場を経験せずにそのまま品質管理として働き始めた場合、問題が起こった際にどの工程で不具合が起きているのか予想をたてることも難しくなります。

 

 

また、製造の現場で働いている人の中には「早く仕事を終わらせたいから」たとえ問題が起こり、品質管理が聞き取りを行おうとしてもあまりまともに取りあってもらえず、仕事をうまく進めることができない、なんて話もよく聞きます。

 

 

品質管理を辞めたい人の対処法

品質管理を辞めたい人の対処法

 

それではこれら品質管理を辞めたくなる理由に対して、どのような対処法が考えられるのでしょうか。

 

ひとつずつ見ていきたいと思います。

 

 

会社の品質管理に対する姿勢が原因の場合

 

①番目の「会社が品質管理という仕事について理解が乏しい」ことが原因によっておこる様々なトラブルが原因で品質管理を辞めたいという場合。

 

とにかく何か製品上のトラブルがあれば品質管理のせいにされ、改善実施案を提案しても現場には受けれてもらえず、監査はただごまかすだけ。

 

しまいには新人をろくに研修もせずに「とりあえず配置しておけばいいだろ」的な会社で品質管理としてプロ意識を持ちながら働き続けるにはあまりに厳しいです。

 

 

そんな人におススメなのは「よりしっかりと品質管理と向き合っている企業に転職」することでしょうか。

 

もしかすると「会社の企業体質を変えたい!」という今時珍しい熱血漢な人もいるかもしれませんが、会社の理解不足で品質管理として厳しい立場に立たされている大半の人にとってそんな企業に愛着を感じることは少ないと思うので、こういった提案をさせてもらっています。

 

ただ、一言で「しっかりと品質管理と向き合っている企業に転職」と言っても、そんな企業を転職前に把握することなんて可能なのでしょうか。

 

100%完璧に判断することなんて不可能ですが、面接時にいくつか質問してみることでその企業の品質管理に対する姿勢もなんとなく見えてくるものです。

 

 

質問①~品管として働いている人数は?

品質管理として働いている人の人数は?

 

先ず一番に聞いておきたいのが「品管としてどれぐらいの人数が働いているのか」ということ。

 

すでに品管として働いた経験があればどのような業務にどれぐらいの時間がかかるのかある程度予測がつくと思いますが、面接で聞いた品質管理の仕事に対して雇われている人の数が明らかに少ない場合、その会社は品質管理についてあまり真剣にとらえていないかもしれません。

 

 

また、あなたが応募する職種が「オープン」なのか「増員」なのかによっても企業の品質管理に対する姿勢を判断する一つの材料になります。

 

オープン(新規募集)なのであれば、誰かが働いていたものの「辞めた」から新たに求人を募集しているという可能性もあります。ですが増員の場合、品質管理について真摯な姿勢を持っていない企業がその部署に増員するとはあまり考えられません。

 

 

もちろん、面接でストレートに「この求人はポジションに空きが出たからか、それとも増員による求人なのか?」なんて聞いたら怪しまれること間違いありません。

 

なので「そういえば今回の求人は御社の業績が(実際に右肩上がりなら)好調で、品質管理も人手不足になって増員を決定されたのですか?」などと、増員のせんで決め打ちした質問をしてみて相手が「いや、前の担当者が辞めたからだよ」などといった回答をうまく引き出したいところです。

 

 

質問②~どのような研修が行われるのか聞いてみる

どのような研修が行われているか?

 

もちろん、中途採用なのであれば基本的に即戦力がもとめられますのであまり研修については期待できないかもしれません。

 

ですが、それでも一応あなたが受かってからどのような研修が行われるのか聞いてみることで、企業が品質管理に対してどのような姿勢なのかが少し見えてくるかもしれません。

 

求人に「未経験可!」と書かれている場合はなおさらです。未経験者でも可能なのにろくに研修もせず品質管理に配置するのはかなり無理がありますので。

 

 

また、「もし”現場を知りたいから”という理由で品管ながら、一時的に現場で働かせてもらうことは可能か?」ということを面接で聞いてみるのもいいかもしれません。

 

やはり現場で働いた経験のあるなしで、現場員とのコミュニケーションを円滑にとれるか、問題工程を迅速に素早く把握できるかなど、品管として仕事のやりやすさに差が出てきます。

 

このような提案を素直に「もちろん!」と受けて入れてくれるような企業なら品質管理としても働きやすい職場であることが予想されます。

 

 

 

もっと表舞台に出て仕事をしたい場合

もっと表舞台に立って仕事をしたい

 

②番目に「影子的な仕事は嫌だ!」という理由で品質管理の仕事を辞めたいと考えている人の場合。

 

品質管理は責任ある重要な仕事になりますが、どうしてもやりがいを感じられない人もいると思います。そんな時に真っ先に思いつくのは「営業」など、より企業の営業活動の最前線に立って活躍するということ。

 

 

ただ、ここで重要なのが一度「なぜあなたが品質管理の仕事についたのか」ということを思い返してみることです。そもそも品質管理と営業の仕事の性質は大きく違うため、もし営業のような仕事に転職する場合、確実に「なんで品管から?」という突っ込みが面接で入るはずです。

 

その質問に明確に答えられるまで、なぜ品質管理についたのか、そしてなぜ品質管理から営業に転職したいと考えるようになったのか、じっくりとこれまでの自分の人生や職務経歴を振り返ってみましょう。

 

そもそもこれまでの人生を振り返ってみて、「そういえば学校の文化祭やクラブ活動などではいつも裏方に回っていたな…」という人は本当に営業のような働き方があなたに合っているのかよくよく考えてみる必要があるかもしれませんね。

 

 

 

もちろん、基本的に実際に働いてみないことにはその仕事が本当に自分に向いているのかどうかなんてわからないものですが、異業種への転職は基本的に若い方が有利です。

 

〇年目で会社を辞めたい!転職におススメのタイミングは!?

 

 

上のページで異業種に転職するタイミングについてご紹介していますが、簡単に説明すると「異業種に転職するなら20代前半がベスト」です。後は年を取ればとるほど異業種への転職は不利になる傾向がありますので、もし決断するのであれば早い方がいいといえます。

 

 

 

折衝業務が理由で辞めたい場合

折衝業務が嫌で品質管理を辞めたい

 

③番目の「折衝業務が辛くて品質管理を辞めたい」と考えている人の場合。

 

他部署とうまくコミュニケーションがとれなければ衝突することも増えるはずです。中には嫌いな人も多々出てくるでしょう。

 

そんな人に気を遣いながら仕事を続けるのはまさに「胃が痛くなる…」思いのはずです。転職理由のランキングを見ていてもいつもトップに入ってくるのが「人間関係」ですから、その辛さは痛いほどよくわかります。

 

 

ですが、基本的に(一部の専門的な職業を除いて)どのような仕事でも誰かとコミュニケーションをとりながら行うものです。つまり言い方を変えると折衝能力(コミュニケーション能力)というのは「生涯役に立つ」能力ともいえます。

 

なので、今はなんとか「修行の時…」とこらえ、今の仕事を利用して高いコミュニケーション能力を身に着けてもらうのが一番、あなたのためになるかと思います。

 

 

コミュニケーション能力が高い人はどのような企業でも重宝されます。回りの輪を乱さずに職場に入っていくことができる能力を持っていると証明できるのであれば(品質管理の仕事内容がまさにそれにあたりますが)、転職の際も採用担当側からすればあなたは安心して採用しやすい人材だからです。

 

せっかく採用したのに「回りの働いている人間に嫌われてしまった」のでは日常業務は回りなくなりますからね。そうなれば「なんであんなやつをとったんだ!」と採用担当の責任が問われかねません。

 

 

もちろん、コミュニケーション能力が高いからといって「じゃあ薬剤師になれるか」と言われるとそれは違います。薬剤師になるには薬剤師の資格が必要ですからね。

 

ですが、コミュニケーション能力の高さというのはたとえあなたがこれから薬剤師になったとしても役に立つ能力です。

 

薬剤師になり、薬局などで働き始めたりして、回りの薬剤師やパートのおばちゃんとうまくコミュニケーションが取れるだけで仕事も断然しやすくなります。

 

 

このようなコミュニケーション能力は生涯役に立つ能力なので、せっかく高いコミュニケーション能力を身に着けられる品質管理という仕事についたのであれば、しっかり「身に付いた!」といえるレベルになるまで能力を高めて頂ければと思います。

 

ただ、「じゃあどうやって身に着ければいいの!?」と疑問に思う人も多いでしょう。そもそもコミュニケーションの取り方なんて学校では教えてくれませんからね。

 

 

そこでおすすめなのが「本」を読んでコミュニケーションのスキル、コミュニケーションをとる際の有益な考え方を身に着けることです。

 

そもそもコミュニケーションの方法を「学ぶ」という発想の人自体がかなり少ない気がしますが、コミュニケーションスキルは決して「生まれつき備わっている愛嬌」なんてものではありません。

 

もちろん人によって向き不向きもあるでしょうが、あなたのコミュニケーション力を10段階で評価して「1」だったとしたら、5や6まで伸ばすことはいくらでも可能です。

 

 

そして5や6といったレベルに到達するだけで、多くの不要な争いを避けることができるはずです。それだけでコミュニケーションにおける辛さはかなり緩和されます。

 

そんな「コミュニケーションスキルを上げたい!」という人におススメの本はいくつか存在しますが、一度に何冊も紹介したところで混乱するだけですので、先ず最もおススメしたい1冊だけご紹介したいと思います。それがこちら。

 

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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仕事のみながら、コミュニケーションの根本的な考え方を学べる一冊です。品質管理の仕事をしていて、コミュニケーションが原因で「辞めたい…」と考えているのであればぜひ読んでいただければ幸いです。

 

 

品質管理 or 異業種に転職するなら?

 

ここまで、品質管理が辞めたくなる理由、そしてその対策についてご紹介してきました。品質管理として働いているものの「辞めたい…」と悩んでいる方の参考になれば幸いですが…。

 

それではあなたがもし「品質管理を辞める!」と決意した場合、おススメなのがこちら。

 

DODA

 

 

転職エージェントのDODAですが、DODAは品質管理関連の求人はもちろん、業界ごとにキャリアアドバイザーが存在するため、それぞれの業界に詳しいキャリアアドバイザーからアドバイスを受けることができます。

 

このため、品管として転職したい人、また品管から違う業種に転職したい人両方におススメできる転職エージェントですので、転職を考えている方はぜひ一度利用して頂ければと思います。

 

 

以上。「品質管理を辞めたい!」と考えている人の参考になれば幸いです。

 

 

 

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