どうしても我慢できずに辞めた不動産営業!
不動産というのは一生に一度の買い物になる人も多くとても様々な話をお客様とする必要があります。そしてそれに比例して打ち合わせの回数もとても多くなります。
更に一応あちらがお客様という事になるので何かに誘われた場合、なかなか誘いを断れないので、休みの時間を使ってお客様とお付き合いしないといけなくなります。不動産は新築に関しては契約から1年前後かかる事も多い為、距離感が近くなりやすく人間関係があまり得意ではない私にとってはもう本当に苦痛でした。
そしてそれに加えて私は人目をとても気にするタイプでして、自分の営業トークが他の社員の方に聞かれていると思う様に話す事ができずに商談が上手くまとまらなかったり、内容が頭に入ってこなかったりととても心身ともにストレスを感じておりました。
また、当然私は営業職という事もあり数字を作らなくてはいけないというプレッシャーもあるので、人と話す事が大嫌いで世の中の出来事やタレント等に一切興味の無い私はお客様が言っている事が殆ど理解できず、それをバレないように話を合わせながら、営業をしていくというのがとても難しかったです。
基本的に自由という考えを持っている私は人に媚びるのが大嫌いでして、片っ端から声をかけて興味あるか無いかを聞く位なら別にいいのですが、興味がない人に対してもしつこく話していかなくてはいけないという営業活動にとても嫌気がさしておりました。
只でさえ何千万とする不動産に関しては無理やり売るという方法はとても最悪な行為だと思いましたし、自分がお客様だったら絶対そんな営業マンは嫌だと思います。が営業の数字のプレッシャーはある訳でやりたくないと思いながら毎日やっておりました。
しかし、当然そんな我慢がずっと持つ訳もなく爆発して社長に辞表を叩きつけて辞めて、人間関係が楽で、人にしつこくしない様な職を探してタクシー運転手として今働いております。
確かに給料面では下がってしまいましたが、前職に比べたら本当に楽な仕事です。もちろん、辛い部分もあることはありますが、少なくとも前職のように、「毎朝、仕事に行くの辛い…」という状況ではなくなりましたので。