精密機器業界の生産技術職を辞めたくなった設備導入の仕事!
精密機器業界で生産技術職の仕事をしていましたが、とある生産設備を開発して顧客の工場に設置することになりました。
顧客の国内の工場ですが、私の自宅から新幹線移動含めて片道5時間ほどかかるところにあったため、泊りの仕事になります。最初の約束は設備を設置して工場の管理部門に移管すれば終わりかと思っていました。
しかし、途中で製品の増産が決定し、設備の台数を増やさなければならなくなり、同時に製品の形状が変更になったので改造もしなければならなくなりました。
同時に2種類の設備を改造するまでは半年ほど出向して対応できていましたが、さらにもう1種類新たな装置開発が必要となったときには、開発と導入、保守が重なり残業も所定の時間をオーバーするようになっていました。
その当時、娘の中学の入学式があり参加したかったのですが無理でした。月に1回帰宅できるはずでしたが設備の導入や保守はラインが稼働していないときにしかできないので休日も出勤することが多くほとんど帰れませんでした。
1年近くになり工場の担当者も設備を理解できるようになり保守の仕事が開放されたときはホットしましたが、直属の上司は一度も現場にこなかったので人事に直接、出向の停止と別の職場への異動を申し入れしました。
これが通らなければ正直なところ転職をすることも覚悟していましたが、 組織変更があり、元の職場にいったん戻ってから別の職場に異動することが認められました。
実際はローテーションという名目でしたが、理由はどうあれ助かりました。現在は生産設備関係から別の職種に変更になりましたが、納期に追われることなく比較的自由な時間で仕事ができているので満足しています。
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